マンションインターホン交換工事の注意点
既設のマンションインターホンの交換工事をする場合、気を付けるべき点は大きく分けて2つあります。
まず1つ目は、インターホンの配線がどのように敷設されているかです。
有線の場合、集合玄関の共用部入口に親機を据えつけ、各戸に子機を設置することになりますが、その際に配線がどの様に管路を通っているかで交換工事のし易さ、ひいては工事費用が随分と異なってきます。
そのため、現在の設置状況を十分確認した上で、配線のしやすい後継機を選定することがポイントとなります。
2つ目が、マンションインターホンならではの機能を備えているかどうかです。
戸建用と違って、オートロックの開錠機構との連動や不特定の来訪者に対応するための監視カメラ映像への連動などセキュリティ面で求められる機能が多くあります。
特に賃貸物件では、入居者のニーズに合致していることが入居促進に向けたアピールにもなります。
せっかく交換するのですから、先々後悔しないよう価格と機能のバランスが取れた機種を選定したいものです。